2012年2月12日日曜日
大阪学会
ようやく大阪から帰ってきました。この時期、飛行機での移動はスケジュールが立たないので、危惧していましたが、案の定、雪のため場合によっては羽田空港に引っ返しますというアナウンスで飛行、青森空港上で40分旋回して着陸でした。
大阪に行ったのは、日本臨床矯正歯科医会の大阪大会参加と母親の実家に帰省のためで、水曜日から日曜日まで5日間もいました。この間に雪で家がどうなっているか心配でしたが、幸い親戚が雪かきしてくれたので、それほどでもありませんでした。
今回もパックでの旅行となりましたが、この時期、最もパック価格が安いため、あのあこがれのリッツカールトン大阪に泊まってきました。それも36階のコーナスカイビュースーペリアルームというところで、すばらしい眺めに感動ものでした。当初、通常の部屋でしたが、受付で後5800円だせば、最上階の部屋にアップグレートできると言われましたが、ひとり5800円は高いと断ったところ、いや二人で5800円ですと言われ、36階の部屋にしました。家内と一緒に行きましたが、感動していました。私は2度目なのですが、サービス、部屋の雰囲気、とりわけベッドは最高でした。ただちょっと気に入らないのは、インターネット使用に金のかかることで、確か一日で1500円くらいかかります。リッツカールトンに泊まるような人ならたいしたことないかしれませんが、あまりホテルのインターネット使用に金がかかることを経験したことがなく、無線ルーターも持っていきましたが、結局使いませんでした。確か、この部屋は二人で6万円くらいかかるのが、青森—大阪往復飛行機代込みで60000円くらいでしたので、飛行機代が30000円になった勘定です。
ただ今回の旅行でトラブルになったのは、あのリッツカールトンに泊まるんだからと、リーガルの2、3回しか履いたことのない雪道用の靴を履いたことでした。一日目、マメができ、二日目には小指の爪が剥がれ、三日目にはほとんど、びっこを引く有様で、ほとんど歩けない状況です。リッツカールトンに行ったのは金曜日の夜でしたが、さすがに限界のため、学会の帰りに梅田の靴屋にほうぼうの呈で駆け込み、最も楽な靴をくださいと買ったのが安物の5600円の黒のスニーカ。結局、上はイタリア製のスーツ、下は黒のスニーカという格好で宿泊することになりました。
肝心の学会はというと、保定装置の期間を決めるために、歯の動揺度を調べた広島の植木先生の講演には感動いたしました。今回の報告では1000名くらいの結果を報告していましたが、こういった臨床研究は是非ともアメリカ矯正歯科学会雑誌などにも投稿したいただきたいものです。まず、これだけの数、あるいは期間、きちんとしたデータを出した研究は知りません。開業医ならではの研究です。
リッツカールトンに泊まった後、尼崎の実家に帰ってきました。中央商店街のnakagawaでセールをしていたので、ここ数年スーツも買っていないので、ちょっとのぞいてみました。Belvestというイタリアの既製服の会社のものがとても着心地がよく、気に入りましたが、さすがにリッツカールトン帰りと気が大きくなった状況でも、高くて手はでません。それにしてもCantarelliといい、このBelvestといい、イタリアの既製服メーカーの袖入れ、肩周りの軽さは他社ではなかなかできないようで、私のようなメーカに無頓着の者にとっては、十数年も着る紳士服ではこういった実用性がとても重要となります。何となれば、靴同様に肩こりや疲れといった体に直接影響します。
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