2012年1月5日木曜日

B&W Zeppelin Air




 今年のアップルのインターネット上の初売りで、B&WのZeppelin Airが何と2万円引きで売っていたので、早速購入した。というのは以前から使っていたTimedomain Miniを1年前に棚から落としてしまい、スタンドの根本から折れてしまったからだ。何とかパテで修復したものの、片方のスピーカーの音が鳴らなかったりし、使いものにならない状態になってしまった。

 候補としては、Geneva スピーカー、バング&オルフセンのBeoSound8、Eclipse 508、そしてこのZeppilin Airの4つに絞った。以前からバング&オルフセンのA8というイヤホンを気に入っていたので、当初はBeosound8にしようと思っていたが、いかんせん安くなったとはいえ10万円もする。今のへそくりではとても買えないので、あと1年くらい待ってから買おうと考えていた。

 ところが1月2日のインターネットでの初売りである。このZeppelinも以前は8万円くらいしていたが、それが69000円くらいになり、そのさらに2万円引きであるから、49000円ということになる。ミニコンポ並みの価格である。これは買いである。すぐに申し込みをしたところ、発送は2月中頃ということであったが、昨日のメールで本日発送ということになり,1月4日には届いた。

 すぐに梱包をほどき、早速本機の特徴であるAirPlayの設定に取りかかる。ところである、レビューにも書かれているようになかなか設定ができない。うちのラン環境は一応Air mac Expressを使っているが、どうもネットワークの設定に問題がありそうで、設定を仕直すか、手入力で入れるかのようである。両者とも以前手痛い目にあっており、無線が使えなくなったり、手入力の設定に丸2日もかかった苦い記憶がある。うむどうするかと考えた末、結局はヨーカドーに行って3.5mmのオーディオケーブルを買ってきて、Expressから有線でつなぎ、Expressを介してAirPlayすることにした。これは簡単に繋がる。しばらくはこれで様子を見て、いずれ再度トライする予定である。

 肝心の音はというと、Timedomainに慣れたためか、期待ほどではない。Timedomain Miniは5cmのフルレンジで、スペックは誠にお粗末であるが、音の広がりに特徴があり、どこから音が出ているかわからない、音源が消えてしまう。部屋のどこにいても同じような音が聞こえる。さらに録音状態が反映するようで、いい録音のCDだと本当にいい音を鳴らしてくれる。それに比べるとZeppelinは音の広がりは宣伝ほどではなく、単純に2本のスピーカーを60cm離して鳴らしたような音である。Zeppelinは、見かけ以上に重量があり、高級感があり、きちんと作られたオーディオなのだが、音質的には本格的なオーディオほどではない。もう少しエージングすれば、Zeppelinも良くなるかと思うが、小さな部屋で音楽を楽しみたいなら、Timedomain Miniを勧める。確か18000円くらいで、コストパーフォマンスは高い。ただデザイン的にはちょっとダサいし、この音環境はクセがあるため嫌いな人も多いようだ。

 これを書いている間、Halie Lorenの「They Oughta Write A Song」を聞いているが、これはなかなか良い。Ipadもドッキングできたが、この場合、Ipadが大きすぎて、音が遮られる。やはりipod shuffleくらいがかっこいい。

*その後、十数回トライするものの、そのうちリセットもばかになり、ギブアップしました。Airのない機種が安ければ、そちらの方がよいかもしれません。

0 件のコメント: