古いパソコンが何台かあり、早く処分しなくてはいけない。診療所で使っていた最初のパソコンはApple LC630で、これも倉庫にまだある。二台目は美しいボンダルカラーの初代I-mac G3、そしてお椀型をした未来的なI-mac G4、さらに3代目、4代目、5代目、6代目と、新しくなるたびに購入しているが、古いパソコンは捨てられないで置いている。
初代I-macとI -Mac G4はインテリアとしても人気があるので、近くにあるインテリアショップPPPに、動作しているようなら譲るよと言ったが、全く動かない。You tubeで調べると、I-mac G4については内臓電池切れの可能性もあるので、アマゾンで古い型の内蔵電池を購入し、分解して取り付けてみた。全く動かない。これは捨てるしかしょうがないと考えたが、付属している小型スピーカーは何とかならないか。このスピーカーは、有名なスピーカーメーカー、ハーマン・カードン製なのだが、このI―Macしか使えない特殊なジャックとなっている。そこでYou-tubeで調べると、少し細工をして小型パワー・アンプを購入すれば、使えるとのことであった。
まず、スピーカから出ている線を切り離し、内部のリード線は出してきて、これを小型のパワーアンプにつけて鳴らす。早速、アマゾンで中国製の一番安いパワー・アンプ、3000円くらいのを買って、診療所にあるI-macにつないでみた。このアンプは、ブルーツース、USB、イヤホン端子で接続可能であるが、USBが一番音質がよい。今のI-macは以前のものに比べて格段に音質が良くなったものの、こうして小型のスピーカーに繋ぐと、さらに音質は良くなった。もちろん、20年も前の、それもパソコン付属のスピーカーなので、最新のスピーカーに比べると音質は劣るであろう。特に低音はあまり出ない。ただボーカルは素直な音で、パソコンの前で聴くならこれくらいで十分である。
パソコンの横におく小型スピーカーはあるようであまりなく、デスクの大きさを考えると、できるだけ小さいものが良い。I―Mac付属のスピーカーはそれこそ10cm足らずのものなので、あまり場所をとらないのでちょうど良い。他に良さそうな大きさのスピーカーというと、エレコムやバッファローのものなどがあるが、見た感じで良さそうなのはJBL PebblesとCreative Pebbleが良さそうである。また音質を聞いたことがあるスピーカとしてはEclipse TD307がクリアな音質で最高である。現行のTD307MKは昔のものより大きくなったので、パソコン用のスピーカーとして旧式の3脚タイプのものが良い。ただパワー・アンプが必要である。
初代のI―Macも何とかならないかと、You-tubeに解説に沿って分解してみたが、途中で、どうしてもネジが特殊ドライバ−でなければ外せないので、諦めた。少し前に韓国ドラマで、主人公がこの初代ボンダイI-macを使っていた。このI-macはブラウン管のモニターを使っているので、これを取り除けば、かなり大きな容量があるので、おそらく液晶モニターに変えて、中に例えば、アップルミニなどを入れれば、十分に使えそうである。
まだまだたくさんのパソコンがあるが、どんどん捨てていきたいが、廃棄するのは結構面倒である。