AI、AIと騒がれているので、昨年からAIをほんの少しばかり使っている。例えば、「アメリカとイランが戦争して、イランが勝つ方法など質問してみると、普通なら「絶対に勝てない」の一言で済まされるが、それなりに答えてくれる。ただこれまでのネット上の情報をまとめているだけなので、かなりいい加減で、「看護師の鈴木雅はフェリスを修了しているのか」と尋ねると、「フェリス女学校を卒業しています」となるが、「共立女学校を修了したのか」と尋ねると、「共立女学校を修了しています」となる。さらに「フェリスを卒業したのではないか」と追加して尋ねると、「結論から申し上げますと、看護師の鈴木雅が卒業したのは、フェリス女学院ではなく、横浜の共立女学校です」と答えます。さらに「以前の質問で「看護師の鈴木雅はフェリスを修了しているか」と尋ねると、「フィリスを卒業している」と答えていたが、矛盾していないか」と再度、尋ねると、「申し訳ありません。先ほどは誤った情報を提示してしまいました。厳密に確認したところ、鈴木雅が修了したのは、フェリス女学院ではなく、共立女学院が正解です。」となっている。
まあAIはこんなものであるが、それでも年々、確度は高まっている、数年前、白黒写真をカラーにしてくれるサービスがあったので、有料で使ってみたが、かなりいい加減で、白黒写真に色を塗ってだけのものであった。AI技術を利用したサービスも昨年あたりから出てきたので、これも有料で白黒写真をカラー化してみたが、さすがに技術の進歩によるものなのか、かなりよくなってきた。また動画にもできるので、有料で手持ちの写真を随分カラー化、動画にしてみた。
友人から、今はGoogleのジェミニがすごいよと言われたので、今、描いている1937年の東京―ロンドン間の神風号について利用してみた。まずGoogleで神風号がロンドンに到着した写真を探し出して、それのカラー化をジェミニにしてみた。タダである。出力されてきた写真では、カウリング部が緑色になっているが、実際の色は群青色であり、朝日新聞のロゴも赤色である。そこで今度は「飛行機のカウリング部の色は群青色、機体は銀色、朝日新聞のロゴは赤色で、それを考慮してカラー化してほしい」と指示すると、今後はより実際に近い色となった。操縦席の枠は銀色ではなく、群青色である。そこで「飛行機のカウリングとコクピットの枠は群青色、機体は銀色で、芝は4月のイギリスの状態でカラー化してください」と指示するとほぼ実際の色に近いと推察されるものとなった。ただ、飛行場の後方には、元の写真にない建物が勝手に付け加えられている。そんな指示をしていないだけに、これは怖い。
ただここまでの操作を全て、無料でできるのがすごい。1年ほど前であれば、有料のものでもこうした精度でカラー化は不可能であったことを思えば、技術の進歩は凄まじい。多分、生徒の宿題をAIで書かせても先生は全く区別できないだろう。おそらくAIに打ち込めばAIがAIで作ったか判定してくれるかもしれない。ただAIは既存の情報をもとに答えているに過ぎず、誰か最初の人が必要となる。以前、調べた日系アメリカ人最初の女医、須藤かくの周辺で最後までわからないYosokichi Naritaについて尋ねると、自信を持って
私のブログを参考に成田与三吉が正解ですと答える。弥三吉ではないかというと誤記と断定します。そこでYosokichiは弥惣吉ではないかというと、今度は複数の表記はあり得るとなりと答えます。さらに「須藤かくと一緒に渡米した成田弥惣吉について教えてください」と尋ねると、私のブログを参考に実にまとまった答えをしてくれる。最初に記述している本人が断定できないことをAIでは断定して答えるので、ちょっと怖い感じがする。今はネット上の情報から検索しており、国会図書館のデジタルアーカイブスや各国のデジタル化された図書全てから推察しているとは思わないが、今後はさらに世界中の図書館の全ての本がデジタル化され、それから答えを出すとなると、これまでの文献検索が無意味になる。さらに古文書の崩字も、写真に撮り、ジェミニに添付して「この崩し字で書かれた手紙を判読してください」と質問すると、ほぼ正確に判読してくれる。全ての古文書をデジタル化しておけば、そこからも検索してくれるかもしれない。すごい時代になったものだ。













