またまたダウンパーカーの季節になってきました。気温が10度以下になる12月ころから翌年の4月ころまでの5か月がダウンの季節となります。東京、大阪ではセーターの季節があると思いますが、北国ではダウンの中に薄手のセーターを着ることはあっても、防寒を目的とした厚手のセーターはあまり着ません。まず屋内はどこにいっても、暖房をがんがん焚いていますので、暑くて、薄手の服で十分です。一方、外は北海道ほどでありませんが、それでも真冬になると零度以下になりますし、雪が吹雪くこともあります。十分な防風、防寒準備が必要となります。
そこで最も適した服がダウンパーカーということになります。薄手のコットンタートルネックに、フリース(R2)、その上にダウンパーカーというのが、冬の定番です。私もダウンパーカーだけで、5つ持っていて、この時期になると活躍します。20年程前は、年配の方は、ウールのコートなどを冬場でも着ていましたが、ここ数年は年配の方は男女問わず、ほぼ100%ダウンを着ています。むしろ薄着なのは若者で、真冬でもウールのジャンバーやコートを着ています。
今年、23年間使っていたLLビーンのメインワーデンというダウンパーカーが、少しずつダウンが抜けてきてかなり薄くなってしまい、お蔵入りにすることにしました。2年前に買った同じ3 in 1の ワーデンパーカーもいいのですが、重くて、もう少し手軽に着れるものを探していました。候補としては昔から欲しかったシェラデザインの60/40のダウンパーカーがありますが、どうも昔のものとは違うような気がします。むしろ高級シリーズのインヨー ジャケットの方がよさそうです。他にもケルティーやウーリッチのダウンも定評があり、このあたりは、昔といっても40年前に好きだったアメカジのメーカーです。Heavy duty呼ばれていた頃の話です。
そう言えばと忘れていたのが、エディバウアーです。世界で最初のダウンジャケットを作ったメーカーで、代表作スカイライナーと呼ばれるものです。80年前のことで、その後、毎年、復刻版が出ていて欲しいのですが、いかんせんこの服は丈が短く、胴の長い私には似合いません。またこれも昔に比べてモコモコ感が少なくなりました。8年前にカラコルム登頂に用いられた“カラコルム”というダウンパーカーを買いました。とてもいいもので愛用していますが、今年のカタログを見ていると、他に1963年のエベレスト登頂に用いられた“エベレスト”というものが載っていました。比較的、シンプルなデザインで、ナイロン素材で軽いものです。20%オフとなっていたので、すぐに申し込むと二、三日後に届けられました。ただどうも大きく、私は身長176cmで体重は82kgの小太り、ほぼアメリカ人の平均ですが、8年前に購入したカラコルムダウンパーカがLサイズだったので、エベレストパーカーもLで注文しました。ところが試着する、以前のカラコルムパーカーに比べても肩幅、袖丈、着丈、全体的にすべて大きく、同じLでも8年前に比べて大きくなっている感じがします。アメリカの肥満化が少しずつ進行しているのでしょう。すぐに交換してもらいMサイズのものにしましたが、ほぼピッタリのサイズでした。
どうも最近は太ってきたのか、サイズに自信が持てず、大きめのサイズを選択してしまいます。自分の体を三次元でコンピューター上に表わせ、そこに服を着せてサイズが合っているかを調べるようなアプリができればいいのですが。
0 件のコメント:
コメントを投稿