2026年9月7日月曜日

プラモデルは難しい

 

Classic Air Frames社の1/48 Boeing F4B 作るのが難しい



レベルの1/72 第一世界大戦 名機シリーズ 60年くらい前のもの


子供の頃はよく歯科医になるには手先が器用でないと言われ、プラモデルはすぐに買ってもらい、主として1/72の飛行機をたくさん作った。レベル、タミヤの1/72あるいは個人的に最も好きだったのはタミヤの1/100のジェット戦闘機シリーズだった。ほぼ塗装も銀一色というのもよかった。モノグラムの1/48や長谷川の1/32などの飛行機もたくさん作った。これが小学5年生から中学2年生くらいまでのことで、当時は、「航空ファン」も購読していたし、その別冊の「世界の傑作機シリーズ」も買っていた。ところが中学3年生くらいになると急に興味がなくなり、その後、長い間、プラモデルを作らないという時期が続いた。

 

再開したのはほんの2年ほど前で、近所の模型屋を行くと、昔の感覚からすると驚くほどプラモデルが高くなっている。2千円くらいは普通で、1万円を超えるものもある。それでも比較的安い長谷川や田宮の1/72の飛行機を買ってきて作ったのだが、仕事が歯科医なので、まさしくプラモデル作りには理想的な環境である。以前はヤスリでコツコツ磨いていたのが、歯科用の研磨器具を使えば、一瞬で綺麗に研磨するし、パテの代わりに歯科用レジンが使えるし、矯正用ワイヤーあるいは銀ろう着もできる。

 

ヤフーオークションを見ていると、海外のマイナーのプラモデルや古いキットが格安で売っている。調べると単体で5000円のキットが5、6個入って1万円くらいで売られている。プラモデル好きの人が断捨離として放出した。これを安いと思い、3箱くらい買ったのだが、その後、一戸建てからマンションに引っ越し、家内からはあの3つの大きな段ボール、何とかならないかと言われ、またプラモデル作りを再開した。歯科用の機材は一切、人にやるか、捨てたので、マンションにはない。塗装もエナメル、アクリル塗装は匂いがキツいので、全て水性塗装にした。

 

まずレベルの1/72 第一世界大戦の傑作機シリーズ4機を作ることにした。子供頃にあったキットなので、ほぼ60年は経っている。古いキットだが組み立ては簡単だった。落とし穴はデカルで、全く台紙から剥がれない。30分水につけても剥がれす、結局はカッターナイフで削ぎ落とす、あるいは手書きでマークを描くことになった。

 

次に挑戦したのは、Classic Air Framesというアメリカの会社のBoeing F4B-4という1/48の機体で、驚くことに位置決め用の突起、ダボと穴が一切ない。大きさもいい加減で、上下の翼をつなぐ翼柱の組み立て説明図には上下とも3mmくらい切り取るようにという指示がある。3mm、上下で6mmは流石にないだろう。他の部分も同様に修正が必要と思ったが、案の定、ほとんどの部分の修正が必要だった。またエンジン部のパーツがレジンで作られているが、ニッパーではきれず、ノコギリで切り離すしかなく、難儀した。さらに接着もほとんど瞬間接着剤を使わないといけなく、位置決め用のダボもなく、2mmくらいの部品を取り付けるのに苦労した。また強度も不足しており、針金で補強するものの、追加のセメント、瞬間接着剤で汚くなった。ここで張線をする気力もなくなり、一応完成した。いずれ張線をしよう。

 

安いには理由があり、こうした作りにくいモデルは年配の方からは多分無駄な時間がかるるため嫌われ、それゆえ、安く放出されたのであろう。私の場合、作っても半年もすると完成品はゴミ箱に捨てる。プラモデルの面白さは作る過程にある。あまり簡単に作られるのでは面白みに欠けるし、そうかといってあまりに難しいのも精神上よろしくない。






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