2012年6月7日木曜日

シグマDP2とフジフィルムX10 その3




 今日は休診日で、天気がいいのに雨が降るという奇妙な天候でした。庭の花も咲き乱れ、この前買ったフジフィルムのX10とシグマDP2で花の写真を撮ってみました。水滴が葉や花について、きれいな被写体ですので、いい写真が撮れそうです。まず裏庭のギボウシを撮り、その後、玄関のパンジーを撮りました。

 上の写真はDP2、二番目の写真がX10で撮ったギボウシの写真です。両方ともRAWで撮影し、DP2Sigma Photo Proで、X10はフジのRaw File Converterで現像しました。オリジナルで比較すれば、いいのですが、ここは通常の使い方、DP2はオートで現像し、それを元に少し調整するというやり方で、またフジX10は露出を少し調整しました。両者で色彩が全く違うことがわかると思います。実際の色はフジの方が近く、DP2はかなり独特な色となっています。補正を行わない状態でも色彩は大分違います。それが補正することで、その違いが拡大されています。私としては、DP2の色の方が、絵画的で好きです。さらに葉の表面の水滴もDP2の方がより鮮明になっていて、葉の水々しさが表現できています。どうでしょうか。

 3枚目の写真はDP2、4枚目がX10です。ギボウシほどではありませんが、これも両者で色彩がだいぶ違います。X10の方がくすんだ色彩で、さらに立体感があまりなく、のぺっとした感じです。さらにギボウシと同様に水滴がうまく表現されていません。同じ対象をとっても、ちょっとプロぽい写真が撮れるのがDP2でしょう。

 こういった比較をすると、DP2に比べてX10は劣っているように思えますが、カメラとしてははるかにX10に方が優れており、どういった目的で写真を撮るかということになるでしょう。当然ですが、ブログ上の写真はJpegに圧縮していますし、ブロガーで写真を載せる場合はさらにサイズが小さくなっていますので、元の画像とは全然違っています。

 カメラというと最初に撮ったのは、確かフジフルムのフジペットという子供用のカメラ、その後はオリンパスペンのハーフサイズのEESあるいはキャノンデデミといって一本のフィルムで72枚も撮れるものがあり、修学旅行にも持って行きました。また親父の使っていたペンタックスSPという一眼レフカメラもよく使っていました。その頃は、フィルムを現像して、プリントしてもらっていましたが、まともな写真は1本のフィルムで1枚か2枚、あとは今考えると露出やピントに問題のあるものばかりでした。それでも写真を撮るときはかなり緊張したものです。カラー写真が高かったので、白黒写真に着色するようなキットもありました。筆で色を塗っていくのです。そういえば、シグマDP2はオリジナルな写真に着色していくような雰囲気があります。

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ついに発売です。
http://www.sigma-photo.co.jp/new/new_topic.php?id=385

匿名 さんのコメント...

お待ちかね 参考価格は・・・・。

http://www.yodobashi.com/ec/promotion/newtopics/detail/10000000000000025402/index.html

広瀬寿秀 さんのコメント...

情報ありがとうございます。99800円はちと高い。もう少し価格がこなれたら検討したいと思います。半分くらいにならないのかなあ。

匿名 さんのコメント...

I always used to study article in news papers but
now as I am a user of internet therefore from now
I am using net for posts, thanks to web.

My weblog: Eugene wine tours