2013年2月20日水曜日

診療所のリフォーム2




 診療所の待合室を広げて、北欧風にリフォームしましたが、患者さんの評判も上々でホッとしました。ただ受付が広くなり、使いやすくなったのですが、中が丸見え状態となり、カウンターの高さを挙げてもらい、廊下側から中が見えないように目隠しをする予定です。また患者さんが落ち着くようにダウンライトの電燈色にしましたが、受付が暗く、テーブルランプを置くことにしました。

 壁掛け時計をアンネ・ヤコブセンのCity Hallというものにしたので、ランプもヤコブセンのAJスタンドにしたいところですが、ルイスポールセン社のものは10万円近くするので、これは手が出ません。そこでお恥ずかしいのですが、コピー商品、一応、リプロダクト製品を探しました。するとR&Mインテリアストアという会社で、何と11000円で売っていました。ほぼオリジナルの1/8の値段で、当然中国製です。15000円以上、送料無料ですので、ついでにこれもデンマークのHans Bolling によるOscarというかわいい犬の木製玩具も買いました。これもコピーものですが、価格が本物の1/2くらいですので、家でコレクションする場合は、アーキテクトメード社の本物の方が造りはいいでしょう。

 届いたAJスタンド、これは重量もそこそこあり、もともとシンプルなデザインですので、塗装はオリジナルより劣っているかもしれませんが、十分だと思います。あまりに価格差は大きく、リプロダクト製品でソファのような機能を求めるものなければ、コストパーフォーマンスは高いと思います。気に入りました。AJスタンドはテーブルタイプとフロアタイプがありますが、フロアタイプはあまり使い勝手がよくないように思えます。自宅では、イタリアのArtemide社のトロメロシリーズの3つ折のものを使っていますが、これは非常によくできたもので、寝ながら本を読むのには最高です。この種の折り曲げ式のものは、電灯部分の固定が甘くなりがちですが、トロメロシリーズは、ゆるくなるとねじを締めることで位置を固定ができます。すでに15年以上使っていますが、全く問題ありません。ほぼ一生ものでしょう。

 前から壁に小さな棚を作りたかったので、赤、黄、白色の3つの小さな棚を作ってもらいました。間違って白が青になってしまいましたが。ここに当初は、集めた北欧陶器を飾ろうと考えたのです、が、家内は地震がおきて、落ちて患者さんに怪我をしたら大変だと指摘されました。小さな木製、プラスティック製の置物しか置けないようです。そこで木製の玩具を調べてみました。ちょっと気になるのは、ドイツのライナーフラートの木製の消防車のミニカーです。これはよくできています。かなり小さなものですが、色々な種類があって楽しめそうです。早速、注文して、本日、到着しました。非常に小さなものですが、よくできていて、ホースを巻いた部品も可動します。ただ棚に飾るには小さすぎて、ちょっと失敗した気がします。棚に飾るのであればもう少し大きなものの方が良かったようです。ただこういったミニチュアものの木製はめずらしく、趣味で作れそうな気がしました。朴の木などを使い、昔のソリッドモデル、といっても若い人はわからないと思いますが、プラモデルのない時代、木を削り、着色して飛行機や船などを作っていました。この方法も用いれば、ライナーフラートのような木製の車は作れそうです。構造をもう少し、検討してみます。


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