2026年10月10日土曜日

AIによる閲覧数の急激な増加






このブログ、「広瀬院長の弘前ブログ」がスタートしたのは、2007年2月1日であるので、すでに20年近い。ここ10年は月に8つずつ投稿するというペースで運営している。主として矯正歯科、郷土史、弘前観光、その他の4つで回しているが、最近は引退したこともあり、矯正歯科に関するブログが少なくなっている。おかげさまで、このブログを通じて多くの友人ができた、また個人的には貴重な情報を得ることができ、感謝している。

 

それでも田舎のアマチュアの書いたブログで、ほとんど無名なもので、閲覧数もずっと、1日100ほど、ひどい時は数十くらいで、こんなに少ないのであれば、やる価値はない、やめようかと思ったこともあったが、ごく稀に感謝のメールをいただくこともあり、細々と続けている。

 

ところがここ1年ほど、特にこの1、2ヶ月の閲覧数は異常なことになっている。例えば、昨日の閲覧数は11295、先月の閲覧数は78344となっている。今月がすでに83453というすごい数値になっている。これは海外のスパムポットからの不正アクセスが大部分だが、昨今の大手AI企業の自動収集も大きく関与している。AIにこれらの統計情報を全て読み込み、解析したところ、AIで作られたスパムポットが全体の90%くらい、AI企業によるデータ収集が9%くらい、本物の人間からのものが0.6%くらいと診断された。こうした現象は他のブログでも起こっていることで、ブログの中の広告を押すと不正サイトに誘導する、パクリサイトを作るとかに使われているという。私のブログには広告サイトはないので、ここから誘導されることはないし、パクリサイトをいるほどアップデイトな重要な内容はない。中でも一番怖いのはポットネットの兵隊(プロキシ)としての動作テストで、自分の乗っ取ったコンピュターが指示通りに一斉に特定のサイトにアクセルできるかの実験に使われている可能性があるという点だ。これは企業などの身代金目的でサイトに侵入するためのテスト目的で行われるもので、試験が終了すると大量のスパムコメントがコメント欄に来るようだ。以前、このブログには私のメルアドレスも記載していたが、変なメールが増加したことから削除したが、コメント欄もいずれ削除、さらにはブログ自体も閉鎖しなくてはいけなくなるかもしれない。

 

一方、AIによる情報の自動収集も多くなり、Geminiなどで弘前の人物を聞くと私のブログが引用されてくる。つまりAIで聞くと、私のブログの内容が引用されてくるようになっているが、逆にGoogleの検索、例えば“弘前 ブログ”で検索すると、以前は上位に出ていたが、最近では圏外になってきた。つまりGoogle検索では全く出てこないが、AIでは多く出る状態になっている。これは少しややこしい状況になってきた。

 

これまで企業、あるいは医院、歯科医院の広告手法として一番重要視されてきたのが、Googleの検索数を伸ばし、上位になること、SEO対策であった。ところが多くの人々がGoogle検索ではなく、直接、AIで聞くようになると、このSEO自体が全く意味を持たなくなる。あくまでAIで聞いた上、次のステップが個別のHPとなる。これまで主としてSEO対策をメインに営業活動をしていた広告会社は、今度はAI対策をしなくてはいけない。これは案外難しく、今後、ますますAIも精緻になり、より確実なソースをもとに回答していくだろう。

 

私もここ1年ほどは、ほとんどの質問はGoogle Geminiを用いているが、専門的なことになるとまだまだ間違いが多く、例えば、“顎が出ていて、かみ合わせが逆なので、弘前市内で外科的矯正の矯正をしている歯科医院を探しています。どこかいい歯科医院はありますか”と尋ねても、一度も正解には辿りつかない。正解は、“弘前市には外科的矯正の術前、術後矯正をしている歯科医院はありません。どうしても治療を受けたいなら、青森市の板垣矯正歯科医院か大館市の桂城矯正歯科医院の二つです”。いろんな弘前市の歯科医院をGeminiは出すが、どんな条件を入れてもこの回答になったことはない。まだマシなのは“弘前大学医学部附属病院歯科口腔外科で相談してください”という回答で、確かにここで相談に行けば、上記2つの歯科医院を紹介するだろう。なぜこうなるかというと、顎変形症の術前矯正をするためには、顎口腔機能診断料の施設基準が必要だが、AIはこれを持つ歯科医院を探してくる。ところが施設基準をとっているが、ほとんど治療していない、種々の理由で断っているという情報はネット上には出ないので、正しい回答にならない。今後、AIによる回答が主流になるのは確実で、その場合は、より具体的で最新の情報、例えば、これまでの自院での治療数やここ数年の患者数の推移などもアップデートでH Pに載せるのもいいだろう。一方、Googleのやらせコメントの鑑別もできるようで、ある歯科医院を調べるとコメント数が87で、初めてのコメントが半分以上であった。こうした口コミデーターを自由に入れていくと、業者が作ったサクラ口コミである可能性が高いという回答となる。口コミを増やそうとする広告業者のやり方が、悪どい集客、金儲け主義の歯科医院という評判となる。

 

今後。全ての検索はAIの方向になりそうで、そこのは多くの間違いが存在するので、本当に怖い世の中になりそうである。


 

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