2011年8月14日日曜日

Ipad2の革命性


Ipad2をようやく購入しました。何だかおもちゃのようで、もうひとつ触手がわかなかったのですが、友人からの勧めで一番安い16Gのものを買いました。アップルのコンピューターを使い始めて20年、これまで7台のアップルのコンピューターを使ってきましたが、これほど革新的なマシンは初めてです。コンピューターの方では、最新のOS LionではかなりIpadの操作性を導入していますが、Ipadに比べると話になりません。最近はもっぱらIpadを使うことが多く、最近ではMacbookProの重さと動作の遅さには耐えられません。

本当ならIphoneを先に購入すべきでしょうが、老眼の進んだ私にはあのような小さな文字、特にインターネットを使い勝手は悪いように思い、毛嫌いしていました。それに対してIpadは画面も大きく、十分に通常のコンピューターの代わりになるとは思ったものの、家でインターネットを見るのであれば、今のmacbook Proで十分であると思っていましたので、それほど必要性は感じられませんでした。実際に使うとアプリが信じられないくらい安く、種類も多く、本当に楽しめます。

 Ipadのどこが革命的であるでしょうか。私の家内は家にコンピュータが4台もあるのの、これまで一切タッチしてきませんでした。ところがIpadについて簡単な説明をすると。ちょくちょくインターネットで検索するようになってきました。これって私的には非常に革命的です。おそらく機械オンチの家内でも使えるのであれば、これまで一度もコンピューターを触ったことのないひと、年配の方も十分に使えるものと思います。誰でも使えるコンピューターとよく言われますが、実際は操作を学ばなくては使えず、この壁は非常に高いものでした。ところがIpadはほとんど学習もなく、簡単に誰でも使える初めてのマシーンです。これをITの主要なツールとして使うことで、すべての人々がITを活用できる可能性をもつと思われます。

 例えば、オーディオではIpodが標準の出力母体になってきましたが、もしIpadが家電、テレビ、HDレコーダ、エアコン、インターフォーン、照明などに対応すると、あの複雑なリモコン操作が一気に簡単になります。いくらリモコン操作を工夫したところで、ボタンの数が増えるだけで、素人が考えてもIpadでテレビの録画がタッチパネルでできれば、どんなに楽になるでしょうか。さらにインターネットの接続も容易で、スーパーなどに買い物ができない年配の方も画面上で買い物をするという実現不可能なこともこのIpadでは可能性があります。大きなスーパーでは宅配サービスをしており、インターネット販売もしていますが、年配の方やうちの家内のようにコンピューターを活用できないひとも多く、実際はあまり利用されていないようです。もしイトーヨーカ堂弘前店がアプリを無料で配布し、Ipadで簡単にインターネット販売できれば、それを利用し、宅配サービスを利用する人も増えるでしょう。

 Ipadは今後のIT分野の核となる製品で、将来的はあらゆる局面、階層にそのコンテンツは用いられそうで、早い時期に家電業界、例えばパナソニックなどがアップル社と協力関係を結び、家電とのコネクションツールになるのではないでしょうか。そういった意味で、アップル社がそのコンテンツをパクった韓国のサムソンを訴訟したのは、Ipadの今後のさらなる発展を見込んだものでしょう。

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