2026年6月10日水曜日

不運が運になる



先日、高校の同窓会(関東支部)に行ってきました。午後1時からの飲み会で、二次会が終わったのが5時、そのままホテルに行きました。今回のホテルは何度か利用しているホテルグランド市ヶ谷です。このホテルは防衛庁関係のホテルなのか、中国人観光客があまり見ないし、少し古いが風呂も洗い場のあるタイプで、快適なホテルです。市ヶ谷の駅に着き、階段を降りると、そこには出口がありません。一瞬、どうなっているのかわからなくなったが、周囲を見渡すと、ここは乗り換え専用口とあります。結局、駅員に事情を話し、紙印刷をもらい出てきました。これまで10回くらいはこの駅で降りたが、初めての経験で運が悪い。ホテルに着いたのが6時くらいになったので、晩御飯は近くでいいかと、ホテル前にある中華食堂日高屋という店に入りました。無性にレバニラ定食が食べたく注文すると、ご飯もニバレラも大盛りで、食い切れるかと思いましたが、かなりレベルが高く、今、話題になっている町中華でもなかなか勝てないのではないか、それでいて830円の安さでした。厨房では中国人スタッフの中国語がやたらに聞こえてきます。結果的に大満足です。日高屋は東京以外にはあまりないようです。

 

次の日は、上野に行って、美術館に行こうと計画していました、まず都立美術館に行くと、ここは休館、あれ他も休館かと思い、博物館、近代美術館も休館でした。基本的にどこも月曜日は休みのようです。そこでスマホでチェックすると上野の森美術館は月曜日もしているとのことで早速行ってみると、予約が必要で、当日券は今日に時の回と言われました。あと4時間かと思い、躊躇し、動物園はとふと思い、そこに行くと、もちろん休園でした。電車が5時半ころなので、2時でもまあいいかと、5分後にまた上野の森美術館に戻ると、2時の分は売り切れで次は3時になっており、諦めました。せめて図録だけでも買っていこうとすると、ここはチケットの半券がないと入れないという。ショックです。トボトボと不忍池を歩いていると、旧岩崎邸庭園が近くにあるというので、行ってみると、ここは誰も人がいません。見学者よりボランティアの方が多いくらいでした。明治時代の日本一の金持ちの家は贅沢を尽くしたもので、それは立派なもので、広くて見所も多く一時間ばかりいました。その後、白内障の進行防止も兼ねてオーバグラスのサングラスを売ってないかと、上野、松坂屋に行きました。初めて行くデパートで、天井の低い、100年前のオールドな百貨店です。エレベータは上り、下の表示のあるレトロなもので、逆になぜエレベーターガールがいないかと思うほどでした。12時頃だったので、どこも昼食は混むだろうと考え、デパートの地下のイートイン店に行った。歩いていると「銀座天一」という天ぷら屋に天丼のイートインがあり、席が空いていたというか8席で、3人しか客がいませんので、そこで食べることにした。この時間で、なぜこんなに空いているかという疑問もあったが、出てきた竹コース天丼は値段に比べてかなり美味しく大満足です。店頭販売している天ぷらをそのままご飯にのせたものを思っているのかもしれませんが、出来立てのレベルの高い天丼で、1600円は高くない。美味しかったよというと、すごく大きな声でありがとうございましたと言われて、満足して店を出ました。

 

結局、指定券を早い時間に変えて帰ってきた。計画通りにうまくいかなかなくても、別の楽しみがあるものなので、あんまりがっかりすることはなく、これもいい機会だと思うと、思わぬご褒美があるようです。上野に行くと、大抵はアメ横と美術館で終わってしまいますが、御徒町もいいところです。

 

家内からはなぜ、事前に美術館の休館日を調べないかと言われるが、案外記憶に残るのは旅の失敗や、本来の計画外のことが多いように思えます。今回で一番、記憶に残ったのは、上野の森美術館から不忍池に行く階段が雨のために滑りやすく、恐々降りていると、隣からガタガタとおじさんが滑り台のように降りてきた。大丈夫ですが、滑りますよねと言いましたが、本当に23段、映画のように滑り降りました。初めて見ました。また東京駅で、外国人の子供がIC 専用改札口で切符を入れようとしていたので隣の改札口を指差し、“insert your ticket into here”ととっさに英語で言った後、流石に毎週、英語を習っているのも伊達じゃないと思ったわけです。さっとフレーズが出るのがすごい。




 

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