2020年12月17日木曜日

クリスマス ペーパーハウス

 










 毎週木曜日の10時半から放送されるNHKの「世界はほしいモノであふれている」は、大変好きな番組で毎週欠かさず見ている。12/3の放送では世界各国の紙についての特集があり、その中で、ドイツ、ザイフェンのクリスマスハウスを紹介していた。クリスマスといえば、クリスマスツリーを真っ先に思い浮かべるが、ドイツのこの地方では、紙で作った可愛いクリスマスハウスを毎年、飾るという。番組では伝統的な装飾紙を各部に用いた凝ったクリスマスハウスが紹介されていたが、簡単なものならダンボールで作れるのではないかと思った。

 

 You-tubeで調べると、いろんなクリスマスハウスの作り方があるので、その中の一つを参考にして作ってみることにした。まず製作には最近、よく聞くグルーガンが必須のようなので、1000円くらいのものを購入した。アマゾンに注文したしたところ、例によって誇大包装で送られてきたが、そのダンボールを使ってそのまま作れた。カッターでダンボールを切り、グルーガンでつけていくだけなので、非常に簡単である。窓は薄いセルロイドを使い、屋根の瓦はダンボーより少し薄い、ボール紙を使った。どんどんグルーガンでつけていく。

 

 Youtubeの参考例では、最終的にダンボールに着色して仕上げているが、ダンボールに着色すると色が汚くなるので、画用紙を貼ってみた。すると、モノトーンもいい感じで、別に着色する必要はないと思い、空き箱を色々と探して、黒とアクセントに赤で、着色なしで作ってみることにした。本日の午前中で完成したが、家内がクリスマスケーキ用飾りを安く買ってきたので、簡単な台も作った。これでひとまず完成であるが、アマゾンで電飾用、HOゲージ用のLED電球を買い、内部を照明すれば、さらにかっこよくなりそうである。

 

 日本ではこうしたダンボールを使ったクリスマス用のペーパーハウスはあまりないようだが、実際作ってみれば、なかなか楽しいし、飾れば、それなりに美しい。流石に今シーズンはもはや遅いが、1年くらい、数十くらいペーパーハウスを作れば、NHK文化教室で「クリスマスペーパーハウスの作り方」の講師くらいにはなれそうである。昔に比べてネットによる注文が増え、どこの家でも多くのダンボールがあり、その処分には困る。お荷物のそうしたダンボールを利用して、ペーパーハウスが作れるなら、材料費がほぼタダでいろんな家を作ることができる。グール−ガンは本当に便利で、使い方にはコツがいるが、かなり接着力が強く、あっという間にくっつき、便利である。

 

 今回は初めての作品で、大まかなものになったが、ダンボールを使ったペーパーハウスの可能性は、グルーガンを使うことで非常に広がり、今まで無理と思われていた製作法ができる。例えば、入り口の壁面に小さな屋根を引っ付けたが、通常のノリではこうしたことはできないが、グルーガンを小屋根と片面につけ、2、3秒固定すれば綺麗にくっつき、大変楽で一度つければなかなか取れない

 

 製作は先週の日曜日と今日の2日間、実質は3時間くらいでできた。モノトーンでこれはこれで美しいが、飽きたら絵の具で派手な色を塗ってみようと思う。


設計図も提示するので、暇であれば、一度製作されたらどうでしょう。厚いダンボールを切るのは難しいが、製作自体は小学校の低学年でも可能であるので、お父さん、お母さんがカッティングのみ手伝えば、親子で楽しい経験ができよう。またシルベニアンの小道具があれば、中に入れて楽しむこともできる。屋内の照明をして、シルベニアンの家具を入れれば、窓から内部の状態が見えて楽しい。










 



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