2007年4月20日金曜日
玉田酒造、三浦酒造
今回はお酒屋さんの紹介です。上の写真は在府町から茂森町に行くところにあるカネタ玉田酒造です。見るからに古めかしい建物で、津軽藩ができたころからあるようで、すでに300年以上たつようです。下の写真は少し離れた石渡にある三浦酒造の建物です。弘前は古い城下町で市内には昔は何軒も造り酒屋がありましたが、近年は数は少なくなっています。私自身、「日本酒の会」http://www.hi-net.ne.jp/aoba/nihonshu/に入っていまして、これまで500本近くの日本酒を飲んできました。この会に行くと毎回、飲み過ぎになるのが欠点ですが。日本のいい酒はほとんど飲んだと自負しています。
青森の酒というと「田酒」が有名ですが、なかなか地元でも手に入りません。さすがにこの会のすごいところは田酒もほとんどの種類飲んでいます。玉田酒造は「津軽じょんがら」など3種類、三浦酒造は「豊盃」を6種類飲んでいます。豊盃については醸造元の三浦さんが直接例会に持ち込みもあるので、もっと多くの種類を飲んでいると思います。
この会は全国のいい酒ばっかり飲んでいると揶揄されますが、青森のお酒は全国的にみてもかなりのものと思います。とくに豊盃は生産量は少ないですし、年によりいい悪いがあるようですが、三浦さんの酒に対する方向性は確かだと思います。一度賞味してみてください。中心街というと鍛冶町にある酒の柳田http://sakura.tsugaru.com/yanagida/tenpo2.html、最近では中三デパートの地下にも青森産の日本酒を多く扱っています。豊盃のお酒で印象的だったのは「豊盃 三人のめば文殊の知恵 しぼりたて生酒」という春陽米という変わった米を使ったもので、非常に飲みやすいものでした。現在は生産されず、しぼりたて生酒に継承されているようです。なおベーシックな豊盃米を使った「豊盃 純米吟醸 豊盃米55」もいい酒です。
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