桜ミク関連グッズ
8月1日、桜ミクの弘前ねぷた版のグッズが販売された。郵便局に行ったついでに、弘前まちなか情報センターに寄った。朝の9時半頃だったが、数人のファンがつめかけ、多くのグッズを購入していた。一人で数千円以上のグッズを買っていた。私も、クリアファイルセットを3つ、コースターを2つ、そして販売商品にはない、ポスターが売られていたので、iXimaの桜祭りとねぷたバージョンのポスターを購入した。若い人の多い中、一人年寄りが混ざり恥ずかしかった。
前回の弘前桜祭りとのコラボグッズは弘前市立観光館で買ったが、この時は、販売して二日目だったのにすでに商品数は少なくなっており、クリアファイルと缶バッジを買った。1週間後に行くとほとんどの商品を売れてしまっていたので、今回の弘前ねぷたバージョンも同様にあっという間に売れてしまうのだろう。特にポスターは500円と安く、ネットでも購入できないので、売り切れは必然である。ただ個人的には商店に飾られている“弘前ねぷた祭り 日時”などが書かれた正式の広告ポスターが欲しかった。売っているのは、iXims、木屋町、なじょの三人の作家のポスターとセットが売られていて、ほとんどのファンは3枚セットを購入していたが、弘前ねぷたが背景に描かれているiXimaの絵が一番好きで、いい感じである。
以前、弘前市を舞台にしたアニメ“ふらいんぐうぃっち”を観光に活用し、若い人を中心に一応の成功を収めた。一部のファンではあるが、聖地巡礼で弘前の舞台をあちこち回るフアンもいた。こうしたアニメを使った観光誘致は、なかなかのもので、弘前市あるいはコンベンション協会の良いアイデアであった。県庁所在地の青森市にすれば、“ふらいんぐうぃっち”は仕方がないとしても、桜祭り、ねぷた祭りに人気のキャラ、初音ミクを弘前市に使われたのはショックであったろう。桜ミクのキャラはタクシーや弘南電鉄の車両にも使われて、町中に桜ミクが見られる。こうした町中を何かのキャラで埋めてしまうのは、楽しい。最近では弘前市上空でブルーインパルスの飛行があり、これも夢中になったが、こうしたアクションを次々としていくのが、町の活性化に繋がり、この勢いをそのまま弘前レンガ美術館の開館に持っていきたいものである。
弘前レンガ美術館も急ピッチで工事が進められており、完成が楽しみである。市民がおらの町の美術館、特に若者が誇りに思うような文化の発信地になってほしい。できれば美術館周りに雑貨店や喫茶店、さらにはしゃれたレストランなどができ、回遊式の観光ゾーンとなってほしいものである。さらにこれは一番の期待であるが、すでに弘前市の中心街に映画館がなくなった現在、美術館前の広場で、昔の映画の野外上映をしてほしい。ホットドッグ、ビール、クレープなどの売店があれば、芝生に寝転びながら昔のフランス映画“ロシフォールの恋人たち”やイタリア映画“フェリーニのローマ”、あるいは夏であれば弘前出身の女優、相馬千恵子さん主演の“四谷怪談”を見ることができる。ニューシネマパラダイスのようにスクリーン以外のレンガ倉庫の壁に上映できないだろうか。こうした美術館周りの祭りも是非実行してほしいところである。失敗しても良いからどんどん若い人のアイデアでいろんなことはしてほしい。もちろん、奈良美智さんの青森犬は外に展示すべきで、落書きや破損などの問題が出るかもしれないが、その都度対応し、そうしたことを恐れて屋内展示にするのはやめた方が良い。青森犬は一種の美術館のシンボルであり、それは屋外に堂々と展示すべきである。
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