うちの家内は大の韓国ドラマファンで、私の母、姉も同様で、年配の方で、韓国ドラマが楽しみだと言う人は多い。私自身、特に好きでもないが、たまには家内と相伴してテレビを見ることがある。家内に言わせると、韓国ドラマでは必殺のパターンが繰り返し行われるようで、韓国映画「サニー」でも病院でドラマを見ている患者、皆おばさんだが、主人公が白血病だとわかると、一斉に“またかあ”、“こればかりだあ”などと口々に不満を言うシーンがある。定番なのが、孤児院で育った二人、一方は金持ちの子供になり、片方は貧乏。そして実際は貧乏の家の子が金持ちの家の実子であるが、実父が記憶喪失でわからない。徐々に記憶を思い出すが、金持ちの娘を何とかそれを阻止しようと嘘をついたり、悪事を働くといった内容である。キイワードで言えば、孤児、記憶喪失、金持ち、財閥の会長、嘘、憎しみ、交通事故、汚職、脅し、兄弟、親子、病気、これらのキイワードで現代物の韓国ドラマの90%は語られる。
ある意味、ヒット作の模倣の連続で、一本ヒットドラマが出ると同じようなパターンのドラマが次々と作られる。そのため、今時、流石に孤児院出身者はないだろうと思っても、相変わらず主人公が孤児だというドラマは多い。ただこれも全く見当違いというわけではなく、韓国では1950-60年代、年間数千人単位で海外に養子に出された時代があり、今でも乳児遺棄の数は多い。一つには障害を持つ子供を育てにくい国であり、また混血児の偏見も強い。そうした子供を孤児院に捨てる親が多かったのも事実であり、ドラマでも取り入れられた。今、放送中のNHKドラマ「あおぞら」でも久々に孤児が主人公として出ていて、少し韓国ドラマの影響を受けたようである。
さらに韓国ドラマでは嘘がつくシーンが多い。これだけ証拠が集まり、早く白状すればと思っても、そこから10話くらいは嘘をつき、証人を買収したり、殺したりして、逃げようとする。この根性たるや、すごいもので、悪役になると最後まで抵抗し、それがドラマのキイとなる。さらにこれと関係するが、平気で人に罵声を浴びせるが、しばらくすると何もなかったように仲良くなる。日本人の感覚からすれば、旦那の母親、義理の母から“あなたはウチにはふさわしくない、すぐに離婚して出て行け”と一回でも言われれば、生涯、その言葉が忘れないだろう。ところがドラマではこうしたことを言っても、“あの時は頭が混乱していて変なことを言ってしまった。許して”で、それで仲良くなる。思ったことをすぐに口に出すので、恋人同士、親子、兄弟間の喧嘩が凄まじい。あれを言っちゃお終いよと言ったやり取りの連続である。
こうした韓国ドラマを日本のドラマと比較すると、明らかにドラマは両国の国民性を反映しており、ドラマとは言えあまり現実とは異なると、視聴者が嫌われる。そうした見方からすれば、現在の韓国は多くの韓国人に集まりと考えられ、こうし国民性格は国の政策や外交とも関係してくる。嘘をつくこと、嘘を罪とは思わない国は、慰安婦や徴用工のインタビューにも当てはまる。小さな嘘が大きくなり、にっちもさっちもいかない、その挙句に悪事を働き、犯罪人となる。こうしたドラマは多い。現状の韓国政府、文大統領の政策も同様で、前大統領、朴大統領の徴用工の扱い、握りつぶすのが最も現実的な解決策だったが、それを無視した結果、韓国経済を破壊するような流れとなってきた。韓国ドラマであれば、さらに悪あがきして、もっと深刻な状況となり、そして最後はすべての嘘がバレて、牢屋行きとなる。為替はついに1ドル、1200ウオンを超えてしまったが、明日もウオン安が続くようなら、最悪、日韓スワップがないだけに2008年の通貨危機以上になるかもしれない。解決済みの徴用工問題で国を潰した大統領の罪は大きく、次期政権下では、確実に死刑判決となろう。ドラマのように極端から極端に走る国であり、日本にとってはあたかも隣人がゴミ屋敷おじさんというようなもので、始末に困る。
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