2020年1月2日木曜日

ミステリーランチ ASAPとアーバンアサルト

左:アーバンアサルト 右: ASAP




 ミステリーランチのブーティーバッグは大変使いやすいバッグで、毎日、弁当箱、サーモス山用水筒(500ml)にそば茶、モンテルの折り畳み傘、そしてミステリーランチのフラットバッグには手帳、メガネケース、ペンシルケースなどが入っている。時には本やIpadなども入れるが、かなりたくさん入る上、出し入れも簡単なので、ここ3ヶ月くらいは、ほぼ毎日使っている。色はもっともミリタリーぽいマルチカムで、よく軍事オタクと間違えられるが、実際それに近い。毎日、同じバッグもあきてくるため、もう一つ、同じようなリュックサックを購入しようと思っていたところ、前から気になっていたミステリーランチのアーバンアサルトが9000円くらいで手に入る。それもマルチカムである。さらに何か分からないが、くじ引きでクーポンに当たり、税込み8925円で購入できた。定価が17500円だからほぼ半額で手に入った。

 数年前にミステリーランチASAP(フィリッピン製)を3万円くらいで購入した。これはいかにも軍用で大きさの割には重くて、ごつい。ただ作りが半端でなく、まさしくヘビーデューティと言えるもので、例えば、銃弾や銃などを入れても全く問題ないように頑丈にできている。また独特の調整式のショルダーシステムを装備しているために、個人ごとにフイッティングできる。ただ街用に使うのはあまりにゴツくて、それをタウンユーザー向けに作ったのがアーバンアサルトである。大きさもほぼ同じ21Lで、またASAPの重量が1.4kgに対してアーバンアサルトは1.3kgで重さはあまり変わらない。

 昨日、注文していた商品が届いた。まず第一印象は、ASAPとアーバンアサルトは全く別物であるということだ。写真で見れば、差は表面に多数のMOLLEウェッピングが有無しくらいであるが、実際は全てが違う。まず生地自体が全然違い、ASAPの方がよほど丈夫である。またショルダーの作りや内部の作りも全く違っており、端的に言えば、アーバンアサルトはかなりちゃっちい感じがする。ちょっとがっかりした。ミステリーランチといえば軍用で頑丈というイメージがあるが、アーバンアサルトは普通のリュックである。ブーティバッグについては、元からそんなものと期待していなかったが、アーバンアサルトはもう少しミリタリー感があると思っていた。ただ、中のコンパートメントには13インチのairMacも入り、これには驚いた。ASAP10インチのIpadを入れるのにかなり手こずったからだ。

 現在、ASAPはフィリッピン製でなく、アメリカ製しかなく、価格も65000円とばかみたいに高い。流石に17500円のアーバンアサルトと65000円のASAPは値段がこれだけ違えば、品質も違うといえよう。マルチカモといえば、以前買ったインベーダーというショルダーバッグも、いかにもミステリーランチらしく、とてもメッセンジャバッグとは思われないほどゴツく、気に入っているが、それでも確かに日常使いにはASAP同様に使いにくい。心情的にはミリターリオタクの私としては、ゴツくヘビーディーティのものに惹かれるが、いざ日常的に使うとなると、戦争に行くのではないので、アーバンアサルトやブーティーバッグが重宝するのだろう。矛盾している。実売価格が1万円くらいであれば、ミステリーランチのアーバンアサルトはかなりいいバッグと思う。


0 件のコメント: