2023年4月11日火曜日

E-bike Giant Escape RE+

 


ようやく電動アシストバイクを買った。数年前から、坂道を自転車で登るのが苦になって、電動アシストバイク、最近の言い方ではE-bikeが欲しかった。電動アシスト自転車はもともと日本のヤマハが発明したものであるが、日本では、ママチャリの電動アシスト化として主としてお年寄りの自転車から出発し、さらにパナソニックが子供を乗せる自転車として電動アシスト自転車を作り、発展したが、欧米では10年ほど前まえから若者を中心として、よりスピードが出る自転車としてE-bikeが出てきた。そのためデザインも日本のものは、従来のママチャリにモーターとバッテリーを積んだものだが、欧米のものは、クロスバイク、ロードバイク、マウンテンバイクなどにドイツのボッシュのモーターを積んでいる。こうした流れがあって、ここ3、4年前から日本のメーカーも若者向けのE-bikeを出しているが、どうもカッコよくない。

 

E-bikeのメーカは、日本ではヤマハ、パナソニック、ブリヂストン、ミヤタなどがあるが、欧米ではスペシャライズド、トレック、キャノンデールなどが有名で、さらに台湾メーカーではGiantや新しいメーカーとしてはBESVなどがある。最近の欧米のE-bike はバッテリーがフレームと一体化してものが多く、とりわけ、アメリカのスペシャライズドは自社開発のユニットを装備しているので、E-bike13kgとかなり軽く、外から見ただけではEbikeとわからない。Trekの最近でたE-bikeもリアタイヤにユニットを装備したものでは15kgと軽いが、他のメーカのものはだいたい20kg前後で、スポーツバイクとしては重い。

 

最初は、車体重量が軽いのでスペシャライズのE-bikeを購入しようと思ったが、値段が高く、2021年から22年に数万円上がったり、また販売を直営化していて近くの自転車屋で購入できなかったこともあり、諦めた。次にトレックのE-bikeを候補に挙げたが、ここも直営販売がメインで、扱っていない。実際に近所の自転車で扱っているE-bikeは国産のものと、台湾の2社、そしてキャノンデールのものであった。そのため、台湾の2社、Giant BESV の2社から絞り込み、最終的には世界でも自転車シェアの大きなGiantE-bikeがヤマハのユニットを使っているので、ここのE-bikeを買うことにした。Escape RE+というエスケープというクロスバイクをE-bikeしたものにした。当初ついているペダルは1200円くらいもママチャリ用のものだったので、最近流行りの三ヶ島のフラットペダルに交換した。

 

注文したのが3月初めだったが、雪が完全に消えるまで預かってもらい、実際に納車したのは2週間前くらいである。まずショックだったのは、Sサイズ(160-180cm)176cmの私からすれば余裕と考えていたが、一番、下げたサドル位置でも両足が完全につかない。焦った。169cm家内に座らせると両足ともがっちりとつき、サドル位置を10cmくらい上げたところがベストポジションだったということは、私の足がいかに短いかということを物語っている。ただフレームサイズ(高さ)はXS445cmS485cmM525cmMサイズは日本人では厳しいと思うし、165cm以下の男女ではSでもサドルが高いかもしれない。それでも一番低いポジションで、何とか乗れそうなので、これで慣れることにする。まず乗ってみると、そのアシスト力に驚く、すべての坂が全く力を入れずに登れるし、普通の道であれば、一回漕ぐと10mくらいは進むので、ずっと漕ぐ必要がない。アシストモードは、ECOTOURACTIVE, SPORTモードの4つであるが、通常はTOURモード、やや坂がきついと、まず変速機で軽いギアーにして、それでもきついようならACTIVEにする。まだSPORTにしたことはないが、かなりきつい坂が長く続くようならこのモードを使うのだろう。車体重量は重いが、アシストがお尻を押してくれるような感覚で、それほど重さは感じない。これまでの自転車に比べてほとんど漕ぐ力がかからないので、いくらでも進める感覚が起こり、いつの間にかかなり遠くまで行ってしまう。以前に自転車に乗っていた時に比べると1.5倍くらい走行距離は伸びた気がする。

 

近くの川沿いに自転車道が5kmくらい続いているので、そこを走ってみると、一番重いギアで軽く走って平均で20kmは出るが、25kmすぎると制限がかかるので、そこからが自力によるが、30kmまでは簡単に出た。この車体重量、タイヤの太さで、このスピードは感激する。ただ今回、生まれた初めてヘルメットをかぶって自転車に乗っているが、軽いものを選んだつもりであるが、それでも慣れていないのか、肩が凝る。何とかならないだろうか。

 

折りたたみ椅子も買ったので、リアの荷台に積んで、今流行っているチェアリング、あるいは弘南鉄道、大鰐線のバイクトレーンも使ってみようと思う。



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