2026年1月22日木曜日

爆撃機のイラスト

 

九十七式重爆撃機


九十九式軽爆撃機


少し前までのマイブームは、矯正用ワイヤーを用いての1/24の自転車作りであった。矯正用機材の一つ、コバルト・ニッケル合金、0.4mm0.5mm0.8mm0.9mmサイズのワイヤーが多量にあったので、これを活かして何かできないかと思ったのが、自転車作りであった。自転車の構成としては、ホイール+タイヤ、フレーム、ステム、ハンドル、ペダル、変速機、チェーンとなる。ロードレーサーのフレームは大体22mmくらいなので、やや細いが0.9mm線で構成すれば作れると考えた。トップ、ダウンチューブなどは0.9mm線をろう着すれば、なんとかできると考え、最初は得意の自在ろう着、つまりフリーハンドで2つ、3つのワイヤーを銀ロウでろう着した。ただ平行性などが難しく、アマゾンで自由に動くジグが安く売っていたので、これを使うと完全に思ったようにろう着できる。ステム、ハンドル、ペダルあるいはブレーキも何とか自作でき、フロントギアも腕時計の部品を使える。ただホイールについては金属製の丸リングに0.4mm線をろう着したりしたが、うまくできなかった。それでも何とかできたので、三点ほど知り合いの中古家具屋さんに東京(Tokyo Modernism 2025)に持って行ってもらって、売れるか試してもらった。3000円くらいで売れるなら、老後の趣味にしようと思っていたが、これがさっぱり売れない。

 

Facebookで調べると、埼玉のMasayuki Yamamotoさんという方が1/12であるが、超人的な技術を駆使して極めて精巧な自転車模型を作っているのを知った。チェンを一個づつ作るという信じられない精巧さで、依頼を受けて製作しているプロ?の方である。この人に作品に比べれば、私のものなど大人と赤ちゃん、虫以下のレベルで、これで自転車製作は諦めた。矯正用ワイヤー、プライヤー、ジグ、バーナも他の先生にあげた。もう作れない。

 

その後、1/24のタミヤ、ハセガワのフィギュアを作っていたが、どうもオタクぽくなり、ややエッチな路線に行きそうになったので、子供の頃に描いていた飛行機の絵を描くことにした。中学1、2年生の頃から航空ファンという雑誌が好きで、別冊の世界の傑作機シリーズも模型作りの参考に買った。そこにはおまけのような形で折りたたみ紙面でカラーの美しい飛行機の側面図が描かれていて、楽しみだった。その後、小池繁夫という天才的な飛行機画家が現れ、タミヤやハセガワのプラモデルの多くのボックスアートは彼が描いた。独特の空気感があり、飛行機イラストでは世界的に人気がある。私も彼のイラスト作品集を買ったが、本当にすごい。さすがにこの領域に行くのは無理であるが、老後の楽しみ程度で、飛行機の絵を描いてみることにした。

 

一つには戦記物漫画で有名な滝沢聖嶺さんの絵を参考に、2B鉛筆でざっとラフ画を描いていき、次に0.5mmのシャーペンで仕上げ、そして0.01のサクラ、ピグマで書き込み、水彩で着色しようと思った。飛行機のイメージは、前の家から捨てずに持ってきた世界の傑作機シリーズが百冊くらいあるので、その中から好きな飛行機を選んで、写真を探した。また最近はYouTube で飛行中の飛行機をデジタルで再現している作品がたくさんあるので、それも参考にした。

 

まず九十九式重爆撃機を描いた。空と地上はざっと省略したが、まずまずの絵が描けたので、続いて個人的な好きな九十九式軽爆撃を描くことにした。この機体はまだ世界の傑作機シリーズになっていないので、ネットで検索して気に入った写真を参考にした。この機体は、後方の胴体が狭くなる独特の形態をしているため、金魚、おたまじゃくしという愛称がある。国内での訓練中を想定し、地上は日本の農地、空の雲は少し詳しく描いてみた。また機体の境界は小池さんに倣い、白で描いてみたが、どうもぼんやりした感じとなる。昭和30年代の小松崎茂さんの絵のようになった。これはこれで面白いのだが、目標は滝沢さんであり、まだまだである。特に左右の翼の形をおかしい。そこで、日本で唯一、発行されている飛行機画のテキスト、「戦闘機の描き方 翼と機体 十字から描く戦闘機テクニック」という本を買った。著者の中には滝沢さんもいる。少し勉強していきたい。

 


ハセガワとタミヤでは1/24でも大きさが違います





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