2007年2月9日金曜日

一戸兵衛 2


一戸兵衛は弘前市田代町8で生まれた。弘前市にある中三デパートの裏の駐車場から田代町に入ったところである。現在、生誕地には碑が立っている。弘前の偉人の生誕地で、碑が建っているのはここだけである。ここに住んでいる現在のお宅が自費で建てたようだ。一戸の生まれたところから西南100m、弘前の繁華街土手町の赤石呉服店隣(弘前市土手町66)で生まれたのは、中村良三海軍大将(1876-1945)である。弘前市第一大成小学校、弘前中学校、海軍兵学校、海軍大学すべてを首席で卒業したという秀才である。米軍が日本に上陸して海軍関係者として一番最初に探し求めたのは中村大将だったようだ。太平洋戦争前に予備役になったため評価は難しいが、非常に頭がよいひとで常に戦況に対しては的確な判断を下していたようだ。中村大将はあまり秀才すぎて個人的には好きにならないが、海軍と陸軍の大将の生誕地がこんなに近いことはおもしろい。

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