2007年2月11日日曜日

受付



クリスマスの時の受付です。ここで次の予約をとっていただきますが、歯磨きのグッズをたくさん用意しています。矯正装置が入ると歯磨きが難しくなるため、かなり一生懸命に磨いてもらわないと虫歯になる可能性があります。とくにブラケットと呼ばれる装置、これは歯一本ずつにつけるものですが、装置の周囲を細かくみがく必要があります。そのため歯ブラシも特殊なものを使ってもらいます。先が三角形になったブラシや筆のようなブラシで磨いてもらいます。装置をつけて1,2週間後には矯正用歯ブラシ、電動歯ブラシ、フッ素ジェルなどが入った口腔衛生キットをお渡しして、45分くらいかけて歯磨きの練習をしてもらっています。ただ本人が習ったことをお家でがんばってくれないといけませんが。

昔に比べて学童の虫歯は減ってきたように思えます。この原因として挙げられるのはフッ素の普及と思われます。以前はフッ素はにがい味がしたため、小児用の歯磨き剤にはあまり含まれていませんでしたが、ここ10年ほどほぼすべての歯磨き剤にフッ素が含まれるようになってきました。歯磨きをした後、何回もうがいをするひとがいますが、できれば歯磨き後は少量の水を口に含め、10-30秒間、ブクブクした方がよいでしょう。フッ素が歯にしみ込むためです。また幼児で寝かせ磨きする場合は、歯磨き剤を使いません。その場合は母親が仕上げ磨きした後に、上のようなフッ素ジェルを歯に塗りつけることは予防の点からは非常に効果的です。

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