2011年10月2日日曜日

クリニプスの折り畳み傘




 先日は、歯科医師会、医師会、薬剤師会からなる弘前市三師会で「明治二年弘前絵図」というテーマで講演させていただきました。持ち時間が1時間くらいなので、十分にお話し出来なかったことが悔やまれますが、熱心に聞いていただき感謝しています。その折、何枚か現在地の写真を講演に入れたのですが、わかりやすく、もっと他の場所を説明するにも現在の状況を写した写真を見せてほしいとの要望がありました。確かに弘前城の明治2年当時の説明をしても、なかなかピンとこないかもしれません。次回からは写真をもっと多用したいと思っています。

 写真は、ドイツのKnirps社の折り畳み傘です。世界で最初に折り畳み傘を作った会社で、色々な種類がでていますが、このうちMiniUltralightというものをAmazonで購入しました。特徴としては、折り畳み傘としては、がっちりしており、通常の骨組みは6本ですが、これは8本です。また広げた時の直径が96cmでかなり大きく、日本の二段折りの傘より大きいくらいです。若干重い感じがします。緑のものが日本製の小型の折り畳み傘で、黒が今回買ったクリニプスのものです。実際には写真以上に大きさには違いがあります。

 私自身、傘をしょっちゅう忘れてくるため、これまで全く興味がなく、高い傘を買えば、逆に盗まれる可能性も高いため、デパートでの特価品1000円といったものしか買ったことはありません。折り畳み傘の場合は、少なくとも盗まれる心配はないので、一度高い傘を買えば忘れることもなかろう、かえって大事に使うかもと思い、インターネットで検索したところ、ヒットしたのがクリニプスの傘です。自動式の折りたたみ機能をもつ製品は、何と8400円もするため、さすがに買う気はありませんでしたが、通常の何の機能もないMini Ultralightという製品は4200円なので、ちょっと高いが、思い切って購入しました。こういった場合、Amazonが送料無料でうれしいものです。秋から名古屋の学会などもあり、今後使ってみての感想をお話したいと思います。また使ってみて良ければ、親しいひとへのプレゼントには値段的にはいいかもしれません。

 傘というと私たちの世代は、「シェルブールの雨傘」を思い出します。上映当時、カトリーヌ・ドヌーブのパリ娘の美しさに恋しましたが、あのドヌーブが「しあわせの雨傘」という映画に主演しています。でっぷり肥えて、昔のファンにはがっくりの肢体です。明らかに邦題もそうですが、シェルブールの雨傘に引っ掛けた映画で、そういった意味ではドヌーブもかわいそうな気がします。68歳の作品で、映画冒頭から赤のトレーニングウェアで登場します。腹も出てパンパンの状態で、あれだけの美女が映画冒頭からこの姿態はきびしいものです。よくぞ名女優がこのシーンにOKを出したものです。圧巻は最後の国会議員に当選してからの風格です。ヒラリー・クリントン、田中眞紀子真っ青の存在感で、さすが大女優、人生謳歌を歌ってのエンドです。フランス映画の好きなひとには、結構楽しい映画ですので見てみてください。
 シェルブールの雨傘のYoutube載せましたが、この場面に出てくるロードレーサーかっこいいです。色合いからはイタリアのレニャーノぽい感じです。サドルの後ろの小さなバックに交換用のタイヤ、鍵と工具が入っています。ドロップハンドルのフラット部にブレーキをつけています。

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