2013年2月8日金曜日

診療所のリフォーム




 先週の土曜日の昼から、青森市で行われた県歯科医師会の委員会に出席、そのままタクシーで青森空港に行き、大阪に飛びました。尼崎の実家に、月曜日まで滞在し、火曜日からは新幹線で東京に向かい、日本臨床矯正歯科医会の東京大会に参加し、昨日夜に帰ってきました。

 6日間、診療所を閉めましたので、その間を利用して、狭かった待ち合い室のリフォームを行いました。スタッフルームの一部をつぶし、待ち合い室を広げました。コンセプトは北欧テイスト。まず床は当然フローリングとなりますが、きちんとしたフローリングは費用がかかるため、床面に貼るタイプのフェークを使います。色は北欧と言えば、やや明るめのピーチ系の色となります。壁、天井は当然、白、ダウンライトも電燈色で暗めという感じとなります。

 問題はチェアー、一脚ずつという手もありますが、今回は腕がよく、安い造作家具屋さんがいるため、全部特注で、収納付きのチェアーを作ってもらいました。色はブルー、これも北欧の青色があります。ポイントに赤と黄色を使うことにしました。

 あまり打ち合わせ時間もなく、大体のイメージを伝えておまかせしました。家内には適宜、報告してもらいましたが、今日初めて見ました。ほぼイメージ通りの仕上がりで満足しています。ただ受付は使い勝手が悪いため、一部変更してもらいますし、やや作業するには暗く、テーブルスタンドが必要でしょう。

 部屋のリフォームに合わせてインテリアも一部変えました。まずこういった商業スペースではファブリクパネルが簡単にイメージを変えられますので、北欧のファブリックからパネルを作ってもらいました。リンゴのデザインが青森らしいのでルネ・デューという会社からアルメダール アップル ファブリックパネルを買いました。12800円。さらに壁掛け時計が古いので、セイコーの音波時計にするか、北欧デザインのものにするか随分迷いましたが、結局、私のようなブランド好きはNORDIC Feelingという会社からヤコブセンデザインのCity Hallという壁掛け時計を選びました。39900円。これは高い。機械部分も安っぽく、軽くて、とてもこんなにするような物ではありません。ただこの時計のおかげで、何となく北欧テイストになります。おまけにイノベータのカレンダーを貼付けました。

 昔、1万円くらいで買ったタカノ綾さんの版画フォーリンマンマエアとカプリコンの2枚を持っていますが、飛行機の絵が好きでそちらをとりあえず、掛けることにしました。そしてこれも昔買ったPropagandaTOOTH LAMPを置きます。テレビは配線をすべて後ろの棚にしまい、そこにオーディオの機械もすべて収めましたのですっきりしましたし、スピーカは以前USENのものを使っていましたが、Boseのものに変えたので音質もよくなりました。

 

 後は、ブラインド、壁の棚に飾る小物、受付のテーブルランプなどを揃えていきます。棚には本当はリサ・ラーソンのお人形を置きたいところですが、地震で落ちると大変ですので、落ちても壊れない、患者さんにも怪我をさせないものがいいでしょう。Kay Bojesenの木製の動物もかわいいなあと思いますが、これも本物は高く、リプロダクトのものにしようかと思っています。

 

 もう少し、手を入れれば、もっと北欧ぽくなるでしょう。今春には歯科用チェアーを一台新しくしますが、その約半分の費用で、これだけきれいになるなら、機械を買うよりは、まずはリフォームということになるのでしょう。家でもそうですが、キッチン、バス以外のリフォームは割合安いものです。



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