2017年3月26日日曜日

津軽民謡

 津軽は民謡の宝庫で、津軽よされ節、じょんがら節など多くの民謡があり、毎年、五月の連休ころになると、津軽三味線全日本大会などが開催されている。民謡と言えば、若い時は全く興味はなかったが、だんだん良さがわかってきた。前は年寄りの聞く、古い音楽と捉えたいたが、ジャズ、ボサノバ、レゲイなどの民族音楽と捉えると、これは日本の民族音楽と考えてよく、そうなら何も年寄りが聞くだけの音楽ではない。もっと正当な評価を受けてよさそうだし、若い人は世界にチャレンジしてもらってもよい。

 まず三橋美智也、彼は歌謡歌手として有名だだ、その本質は民謡歌手で、その高音はすばらしい。確か青森にも関係があったと思うが、津軽民謡はとりわけ、三味線も含めて得意である。若手では、中学生の菅原桃香さんの高音もすばらしく、将来楽しみである。また津軽民謡の名人、浅利みきさんの歌声も実に味があり、年齢の重さを感じさせる。最後に現在の津軽でも最もうまい津軽三味線の弾き手、渋谷和生さん。この人の三味線は力強く、他の追随を許さない。日本では間違いなく最高の奏者である。











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