2014年6月16日月曜日

ワールドカップ 始まった






 ワールドカップの季節になってきた。ここ数回、日本代表の試合は、ライブで見たことがない。あまりの緊張に具合が悪くなるためである。あの中山、ラモスのでた1993年のドーハの悲劇以来、日本が攻められるとチャンネルを替え、攻撃すれば見るということを繰り返し、また負けると具合が悪くなり、寝れない。そういうこともあり、前回の南アフリカ大会では放送時間も深夜、早朝だったせいか、結果を知った上、録画をじっくり見ることにしている。

 日本、コートジボアール戦についてのコメントはあちこちで語られているので、ここでは触れないが、一戦目で日本代表も入りを警戒しすぎたせいで、消極的になったようだ。初戦は難しい。さらに雨のコンデションでややスリッピーなグランドコンデションもパスサッカーの日本は積極的に出られなかったのであろう。

 残り2勝すれば、一次リーグの突破もありうるので、自分たちのスピーディーなパスサッカーを目指してほしいものだ。ワールドカップは出場するだけでも大変なことで、一次リーグを突破するのはさらに難しい。フランス、イギリス、イタリアのような強豪国もいつも一次リーグを突破しているわけではない。アジアでこれまで一次リーグを突破したのは韓国代表と日本代表だけである。

 ワールドカップでの日本代表の試合を見て、いつも思うのは、突出した能力のFWの存在であろう。他のスポーツを違い、サッカーは必ずしも身長が高い方が有利とは言えず、アルゼンチンのメッシ、マラドーナ、ブラジルのペレのような最高なプレーヤーも小柄である。日本人は欧米人に比べて体格が劣るということは言い訳にならない。今回の日本代表のFW大迫、柿谷、大久保、岡崎とも世界的基準でいえば二流であろう。ビッククラブに在籍する本田、香川で1.5流というところか。あの程度の能力は、世界でごまんといるので、せめて体力だけでも突出してなければ、とてもかなわない。

 FW待望論になるといつも名前が出るのが、サンフレッチエ広島の久保竜彦である。キーパーをあざ笑うかのようなループシュートなどゴール前に得点能力は類型がない。私もGKBKなどを経験したが、そのいった目から見ても、久保ほどやっかいなFWは日本にいない。ヘディングも強く、小技もうまい。ただ線が細くて、スピードはそれほどではない。高原もいいFWだが、ゴール前に危険度からすれば久保には全くかなわない。2004年の欧州遠征、ハンガリー、チェコ、アイスランド戦のコンデションであれば、ワールドカップでも1流に近いパーフォーマンスができたと信じる。腰痛など故障が多かったのが、残念であるが、ワールドカップでの戦いを本当に見たかった。


 若手では、アーセナルの宮内亮にも期待していたが、ああいった走力自慢の選手は怪我も多く、今期もほとんど試合に出ていないが、一度日本でプレーして怪我しないプレーの仕方を学ぶことも必要であろう。まだ22歳なので、次回のワールドカップにはオランダのロッペンのような1流の選手になってほしいものだ。またスイスのプロにいる久保裕也も期待できる。まだまだ期待の選手は多いが、本当に世界に通用する一流のプレーヤーは10年にひとりくらいだろうし、その全盛期は一時なので、ちょうどワールドカップに一致するのは難しい。ドロクバ、久保もそうだし、往年の釜本もみんな、手の使い方がうまく、懐が深い。

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