2008年11月18日火曜日

津軽美人






 津軽には美人が多い。これは県外から来るひとは皆そんな感想を持つようで、繁華街の土手町を歩いていてもはっとするような美人によくあうことがあります。だいぶ前のことですが、週刊朝日で「日本海 美人一県おき説」は正しいかという特集記事が載っていました。各県庁所在地の繁華街で10代後半から30代と思われる女性100人を観察し、「負け犬」で有名な酒井順子さんが美人と認める女性の人数を調査したものです。結果は青森県12.5%、秋田20.5%、山形7.0%、新潟12.5%、、富山9.0%、石川12.5%、福井6.5%となり、青森を除くとほぼ美人一県おき説は正しいというものでした。ちなみに東京は4.0%だそうです。

 私もひまな時は繁華街に立って100人中どれくらい美人がいるかといった遊びをしますが、これまで調べた限りでは仙台が最もひどく、仙台駅で3回調べてようやく該当者がいたほどでした(仙台のひとにはすいません)。秋田でも秋田市内はそれほどではなかった気がしますが、角館は高かったですし、また九州の小倉、山陰の松江は高い一方、名古屋(名古屋駅)、徳島は低かったと思います。これはお国自慢になりますが、青森でも青森市、八戸市より弘前市の方が美人は多く、弘前より北の五所川原、鶴田、金木などの方が美人が多いと思います。松木先生の本にも述べられているように、津軽弘前のルーツは北秋田からの人々であったことから、秋田美人も津軽美人も同種と見なされます。二重まぶたの出現率をみても、奈良県では58.1%に対して新潟では70.4%、北海道では73.2%、奄美大島では84.0%と近畿圏から離れると二重まぶたのひとが多くなるようです。またJC遺伝子による人類学的な調査によれば、秋田おそらく津軽もそうだと思いますが、北日本の日本海沿いにコ-カソイドしかないEC遺伝子ももつひとがいて、白人の血が入っているという珍説もあります。

 津軽を代表する美人と言っても、この地域は芸能に対する偏見が強く、芸能界であまり活動しているひとは少ないため、いい例が思いつきません。それでもこれは津軽美人と考えられるのは、TUBEの曲の作詞家として有名な亜蘭知子さん(弘前市)が挙げられます(写真上)。また女優の長内美那子(弘前市)も津軽を代表する美人じゃないかと思います。長内さんのお父さんは歯医者さんですが、芝居きちがいと呼ばれるほど地元の劇団活動を熱心にされた方で、亡くなってだいぶ立ちますが、今でも有名です。また少し古いですが、青い山脈で有名な歌手の奈良光枝さん(弘前市)もまちがいなくきれいなひとです。youtube上は奈良さん48歳の時のものですが、この年にしてはかなり美人と思いますが、若い時(28歳)のものも下にあげときました。ちょうど真ん中あたりで「悲しい竹笛」を歌っています。やや暗い感じで、声の質もどちらかというとクラシック系で華やかな芸能界には向いてないのかもしれません。近所の萱町の生まれのようです。また100本近くの映画に出ていた相馬千恵子さん(弘前市)もちょっと暗い感じの範疇に入る美人です。
 
 県外から弘前に観光で来られる方は、是非一泊して夜の鍛冶町に行ってください。ぼられるようなところはありませんから安心して入ってください(一万円かかった、ぼられたというところですから)。料金は銀座の数分の一ですが、容姿は負けていません。多くの津軽美人がいます。
 

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