2009年5月18日月曜日

カタローニア森本貴幸


 イタリアセリエA、カタローニャの森本貴幸、昨日は1ゴール、今シーズンは5点目で調子がいいようです。何気なくテレビを見ていますと、メタルのブラケットをつけています。なんでも昨秋からプレーの影響も考え、矯正治療を始めたようです。

 見かけは小さそうですが、身長は180cmで日本のFWでは比較的大型な部類に入ると思います。その迫力あるプレーから和製ロナウドと言われてきましたが、イタリアに行ってからはもうひとつパットせず、心配していました。ようやく本領を発揮してきたようです。

 森本が目指す、ブラジルのロナウドも実は若いころ、矯正治療しており、それも森本選手が矯正治療しようと思ったきっかけかもしれません。ただロナウド選手は保定装置を使わなかったのか、今は上の前歯の真ん中に隙間が空いています。森本選手の顔から判断すると上下の前歯が出ている上下顎前突で抜歯して、口元を入れた方がよいと思いますが、どうやら非抜歯で治療しているようです。純粋に奥歯で咬め、スポーツ能力を高める目的で治療したのでしょうか。

 海外のサッカー選手で矯正治療しているひとは結構多いのですが、日本人選手では初めてではないでしょうか。昔、友人の矯正医のところにそのころ日本代表であった久保竜彦選手が矯正治療しようと来たようですが、結局断念したようです。久保選手といえば、ここ10年の日本のFWの中では最も好きな選手で、敵地でのチェコ戦のゴールは今でも思い出すほどすばらしいものでした。ただ故障に悩まされ、ワールドカップーには出られなかったことは本当に残念です。矯正治療していればもっと活躍できたかもしれません。

森本選手はまだ20歳、今後日本代表になって久保選手の分まで次の南アフリカ大会で活躍してほしいと思います。日本のスポーツ選手ももっともっと矯正治療してほしいと思います。

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