2017年9月14日木曜日

老人向けの靴

ニューバランス577ベルクロ
ニューバランス877

ニューバランス608


スケチャーズ Flex Advantage
Propet Life Walker

 私も61歳で、まだ若いといっても、すでに老人の範疇に入りかけている。若い時は、年配の人が近くのものを見るのに、どうして眼鏡をはずすのか、わからなかったが、今や、そうしたことが普通になっている。日曜日になれば、午前10時までに起きることはなかったのに、今は自然に7時には目覚める。おしっこが近い、おならがすぐに出てしまうなどお恥ずかしいことも多い。当然、物忘れはひどく、人の名前が全く覚えられない。

 そんな老化減少の一つに、足の老化がある。足の老化といってもさまざまのものが含まれ、例えば、ちょっとした段差につまずく、足の小指の爪が少しでも長いと薬指が傷つく、爪をしょっちゅう内出血して死んでしまうなどがある。さらに膝関節が痛くなったり、下肢の前の方の筋肉が歩くと痛くなったりする。今でも歩くのは好きで、休みの日には40-50分はあちこち、ぶらつくが、年々、しんどくなる。こうしたことことから、今まではあまり靴には関心がなかったが、最近ではいろんな靴を試している。ただ、これだけ靴の種類が多いと、老人に適している靴は何がよいかわからない。靴文化の先進国アメリカのレビュから老人向けの靴を探ってみる(ここではワーキングシユーズのみ)。

“best choices for seniors”より
1.Propet Men’s Life Walker Strap Sneaker
アメリカのアマゾンで1802のカスタマーレビューで4.5の高い評価を得ている。45-128ドルの比較的安いことも人気があるのだろう。日本ではあまり知られていないメーカーである。
2.New Balance Men’s MW577 Leather Hook-and-Loop Walking Shoe
ニューバランスの577はひも付きとベルクロのものがあるが、ここではベルクロの方が着脱しやすく、勧められている。これもアマゾンで3878のレビュー、4.0の評価を得ている。値段は43から77ドルとなっている。

さらに段差の転倒防止により靴は
1.      Skechers for Work Men’s Flex Advantage
これはスリッポンタイプのもので、536のレビューで4.5の評価。価格は40から151ドルとなっている。
またワーキングシューズとしては
1.      Skechers Performance Men’s Go Walk 3 Slip-On Walking Shoe
このシューズは日本ではほとんど知られていないが、レビュー数は4684で評価は4.5。さらに初代はレビュー数が8383、四代目は1212で、すごく売れている。値段は39から85ドルとこれも比較的、安くて軽いが、かっこわるい。

LLビーンも購買者には年配の人が多く、ニューバランスの人気品を一部扱っている。その中でも老人向けとしては
1.      ニューバランス 990V4
 アマゾンUSAではレビュー数1023で評価は4.5、値段は101-229ドルと高い。
2.      ニューバランス 877
アマゾンUSAではレビュー数849で評価は4.5、値段は63から89ドルとなっている。
3.      ニューバランス608
アマゾンではレビュー数6990で評価は4.5、値段は45ドルと安い。

 これにベルクロの577を加えたものが老人向けのニューバランスと言えようが、肝心のニューバランスジャパンでは990以外は扱っておらず、残念である。少なくともアメリカで評価が高く、売れている商品は日本でも販売してほしい。これらの靴はサイズも4Eまであり、実際にいろいろなサイズを履いてみてピッタリした靴を選びたい。とくに年配者の場合、足幅が広くなることが多く、4Eあるいは6EFのサイズはほしいし、転倒防止のためには軽くて、つま先がカールしているものがよい。日本のメーカーは靴幅の種類が少ないのに対して、ニューバランスなどアメリカメーカーの利点は、幅のサイズが多く、店でシューフィッターが客に足に合わせた靴を選べることができる。紹介したニューバランスの靴はLLビーンでも買えるが、日本の直営店には置いておらず、すべてアメリカからの取り寄せとなる。サイズ交換には日数がかかる。

 靴に関しては輸入関税がいまだに30%と高く、早く関税撤廃をしてほしい。アメリに比べて日本での価格は高すぎる。アメリカでもアシックスの靴が人気であるが、日本と値段は変わらない。さすがに靴を含む革製品の高関税は時代遅れで、もはや国内企業も文句は言えまい。


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